広島に春の訪れ
陽の光が眩しくて目を開けるのが辛くなってしまうほどの光量を感じる1日ですね。
寒かった冬の風の中、
春の訪れを予感させてくれる花と空を
城とともに感じました。
空の色がきれいで透き通っています
鯉と歴史
期間限定で卵だらけです
応援しているチームラボの企画のようですね。
論文を書くには その7
Referenceは、引用文献のことです。論文の作法として、引用文献は下記のように記載します。
「~~と言われている(1)。」
この文末に付いている(1)のように、誰が言ったのかを引用します。そして引用文献のフォーマットが論文毎に実に色々あるのです。例えば、出てきた順に1,2,3・・・と並べる場合もあれば、筆頭著者のアルファベット順に並べる場合もあります。
さらに雑誌の引用方法もVancouver式や、APAなど、科学のジャンルの雑誌だけをとってみても様々です。医学論文はVancouver式が多い気がしますが、記載する著者は最初の3人とか6人とか、様々な指定があるので大変です。さらに、論文を修正していく過程による加筆や削除で、引用文献の順番が変わることがしばしばあります。
そのため、引用文献に関しては専用のソフト使いましょう。無料のMendeley、もしくは、定番のEndnoteがおすすめです。
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両者とも文献管理ソフト+論文作成支援の機能があります。両者ともにWordへのアドイン機能があるので、ワンタッチで論文に引用文献を挿入することが可能です。この機能を使うには、論文を取り込んだ時にMendeleyもキチンとした書式にしておく必要があります。
デメリットとして、Word以外のテキストエディタでは、この機能が使えないことです。また、2019年2月時点では、Office Online(オフィスオンライン)のWordに非対応なので、注意が必要です。論文を書く際のテキストエディタが限られているのは、今後改善してほしい部分です。
文献管理ソフト・Mendeleyの使い方
ここで、Wordにアドインして使えるソフト・Mendeleyについて、簡単な使い方を紹介します。
<文献管理ソフト・Mendeley の使い方>
1) MendeleyをWordにアドインした状態で、参考資料を選び、insert Citationを選択する
2) 検索窓が表示されるので、引用したい文献を入力する(First Authorやタイトルなど)と、引用文献が挿入される
3) 論文を書き終わった後に、insert biographyを押すと、脚注が作成され、アウトライン形式で引用文献が表示される
写真 MendeleyをWordにアドインする
Mendeleyは、以上のようにお手軽に使用できます。
論文執筆の最後の段階での話となりますが、論文全体のチェック、英文のチェック、Referenceのチェックは、業者に外注するのが良いでしょう。
各工程のチェックポイントを下記にまとめました。
1) 英文校正
英語はネイティブにチェックしてもらった方が良いです。これは英文で書くときは必須だと思ってください。ネイティブ並みに英語が書けるのなら、そもそも困らないのですが・・。
2) フォーマット調整
図やテーブルも、様々なフォーマットに対応する必要があります。特にテーブルは、Wordファイルで本文の後にいれたり、PowerPointで出力したりと様々なので、投稿規定をよく読む、あるいは、その雑誌に投稿したことのある先輩などに聞くことが必要です。
フォーマットの問題は大事とはいえ、本質的には重要な要素ではありません。
3) referenceのチェック
referenceのフォーマットも投稿先により様々ですので、対応が必要です。
最近は色々なサービスが展開されていて、「定額で何回でも校正します」、「引用文献のフォーマット調整なども行います」など、気の利いたサービスもあります。
私がよく使うサービスが、Editageです。
最初に利用した時に特に問題がなく、英文校正を何回かけても文字数が超過しなければ追加料金がかかりません。さらに、フォーマット調整(引用文献の調整が入る)が1年以内であれば無料というメリットもあるため愛用しています。
もちろんこの他にも、同様のサービスを運営している会社があります。各サービスによって、特徴があると思いますので、自分にあったところを探してみてください。
・翻訳センター
・校閲依頼.com
・プロ・エディット・ジャパン
・ThinkSCIENCE
また、学内でネイティブチェックが受けられるサービスもあるかもしれません。しかし、ネイティブチェックを受けたにもかかわらず、英語部分を指摘されると気まずい人もいるでしょう。その点、相手が業者であれば、「代金を払っているんだから、きっちりやってほしい」と要望を伝えやすいこともあるかもしれません。そのため、好みによって外注先を検討することをおすすめしています。
やはり、論文執筆にモニター二画面は必須
この記事はTipsなので、より便利にするには、ということになると、以前の記事で紹介したように、二画面のモニターが最低でも必要になると思います。
特に、論文を引用する際には、右画面はMendeleyで文献を読みながら、左画面はWordで本文を書いて、文献を挿入します(Mendeleyの場合、Wordと連携して論文を追加できます)。
referenceも、Wordを画面に一杯まで広げて、細かくチェックすることになります。
今回のまとめ
1) referenceはソフトを活用
2) 細かい部分は外注ですすめる
3) 論文における細部の確認は二画面あった方がベター
(m3参照)
論文を書くには その6
論文の執筆において、Discussion部分は見解を述べるコンテンツです。そのため、他の部分に比べて自由度が高いでしょう。とはいえ、やはり、Discussion部分においても相応の型があります。
<論文のDiscussion部分における代表的な型5つ>
1. この論文のすごいところ(初めてのところ)を提示
2. これまでの論文では・・・と、自身の論文に肯定的な意見や論文を引用
3. これまでの論文では・・・と、逆に反対意見や異なる箇所がある論文を引用
4. この論文での限界を述べる (limitation)
5. 結論を書く(シンプルなメッセージでOK)
じつはDiscussion部分は多彩です。というのも、指導医や査読者に、追加を指摘される事があるからです。
ただ、上記5つの型は、どの論文でも書いてあることが多いので、基本の骨格として覚えておくと論文がスムーズに書きやすくなるのは間違いないでしょう。
そうなるとやはり、先行文献をよく知っておく必要があるので、論文執筆に勉強は欠かせません。また、Discussionで大風呂敷を広げている論文をしばしば見かけますが、世界基準でみると大げさにみせるのが作法なのかもしれません。
Introductionでは、総論や先行研究を引用して、大まかに解説するのがトレンドです。そして、不明瞭な部分の問題を提示し、「この論文では〇〇の部分を明らかにするために研究を行った」と示すのが定番です。
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ある先生が言うには、「Introductionの最後を見て、論文を読むかどうか決める」のだそうです。確かに、Introductionの締めを読むことで、何についての論文かを瞬時に把握できます。設問が興味深ければ、興味引かれる論文になると言えるでしょう。
Introductionの執筆において、以下のポイントを抑えておくことをおすすめしています。
1) Introductionの問いとDiscussionの答えを対応させる
2) Introductionで書いたことをDiscussionで繰り返す必要はない
あとは、指導医と査読者の意見を取り入れることで、より魅力的なIntroductionとなるでしょう。
今回のまとめ
1) Discussionは5つの型がある
2) 実践では型+αが必要
3) IntroductionとDiscussionはQ & Aで対応するとよい
(m3参照)
論文を書くには その5
英語論文が書けないのは英語の問題だけじゃないです。
「英語がちょっと苦手」という人が多いですが、「じゃあ日本語で論文を書いてごらん」といって書けることは殆どありません。これは語学力の問題ではないことを示していると思います。
あれこれ考えて筆が進まないくらいなら、めちゃくちゃであっても、まず書くことをおすすめしています。
日本語で執筆、そしてグーグル翻訳で英文に変換し、英文校正をかけて直していく方がよっぽど良いでしょう。
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この記事は、読者の方が論文初心者であることを前提にしていますので、いささか乱暴な言い方ですが、まず書いてください。最初に書いた原稿は、下書きと言えるようなレベルではなく、落書きみたいなモノに感じるかもしれません。しかし、書いているうちに自然とうまくなるのです。
では、実際、どのくらいの量の論文を書けばいいのかといわれることが多いですが、よい質問です。自分が参考にした文献のMaterial & Method、Resultなどの各パートの文字数を数えてみてください。まずは、それらと同じくらい書きましょう。直す素材がない場合には指導もできないので、まず書くことをおすすめしています。
英語を勉強してから書きますはNGです。
よく「英語を勉強してから書きます」という方がいますが、止めた方が良いかもしれません。もちろん、基本的な会話なら慣れでできるようになりますが、英語論文を書くのであれば、英語で論文を書く練習をしないと書けるようになりません。書くことが練習です。
もちろん、人によって到達できるレベルは違うと思いますが、本記事を読んでいる方は「英語がちょっと苦手」と言う人でしょうから、まずは書くことがレベルアップに繋がると思います。
それでも参考になるものが欲しい方のために・・
それでも参考になるモノが欲しいという方もいるでしょう。その気持ちは痛いほど分かります。そこで、おすすめの書籍を紹介します。
<論文執筆におすすめできる書籍5選>
1)アクセプト率をグッとアップさせるネイティブ発想の医学英語論文
プロ翻訳家が伝えたい50の基本動詞と読めるのに書けない英語表(前平 謙二 著)
アクセプト率をグッとアップさせるネイティブ発想の医学英語論文: プロ翻訳家が伝えたい50の基本動詞と読めるのに書けない英語表現
- 作者: 前平謙二
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英語で読むときも、書くときも役に立ちます。英語と日本語の違いがあるという前提で、英語のまま理解しようと言う発想の本です。読み込みと引き出しが増えます。
2)必ずアクセプトされる医学英語論文 完全攻略50の鉄則(康永 秀生 著)
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「書かなければ何も残らない」。この一言がすべてです。
3)英文校正会社が教える英語論文のミス 分野別強化編(エディテージ 著、熊沢 美穂子 訳)
- 作者: エディテージ,熊沢美穂子
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英語論文の基本が書かれています。医学英語には、P238-253の「症例報告のミス」が役に立ちます。「査読者のミス」も読む価値ありです。
4)英文校正会社が教える英語論文のミス100(エディテージ 著、熊沢 美穂子 訳)
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P184の「略していないFigureの後にピリオドは不要」といった事は、知っていればなんてことないですが、知らないと分からないです。
5)時間がなくても,お金がなくても,英語が苦手でも,論文を書く技法―臨床医による臨床医のための3Step論文作成術(木下 晃吉 著)
時間がなくても、お金がなくても、英語が苦手でも、論文を書く技法―臨床医による臨床医のための3Step論文作成術
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「あきらめないこと」「成功する人は成功するまで諦めなかった」。これらの言葉が心に響きました。
どれも素敵な書籍で何回も読みましたが、読んでも論文は書けるようになりません。自分で書くしかないと思っています。
今回のまとめ
1)むちゃくちゃでいいからまずは書こう
2)素材があれば直すこともできるし、英文校正を入れることができる
3)英語の勉強をするなら論文を書きながら並行すべし
(m3参照)
論文を書くには その4
まずは、「本文」の中でも、書きやすいところからはじめていくと筆が進みやすいのではないでしょうか。おすすめは、Material & MethodとResultです。(症例報告ならばCase Presentation)
ここはドンドン筆が進む方が多いでしょう。なぜなら事実を淡々と書くしかない部分だからです。
Material & MethodとResultに比べると、Introductionは歴史的な背景や臨床上、あるいは研究上で問題になっている部分の記述が必要です。
さらに、Discussion部分では、自分の意見をサポートするための補強として文献を引用して論ずる必要があります。また、反対意見について示唆することや、今回の研究の限界(limitation)について述べる必要もあります。
また、症例報告の執筆に悩む先生方は多いかもしれません。実際、症例報告ならば、〇〇歳の男性が、☓☓を主訴に来院し、バイタルサイン、既往歴、内服薬、家族歴、その後に詳細な現病歴など・・。
さらには、身体所見、採血、採尿、画像診断、治療した内容など、ざっとあげただけでも12項目に及びます。そして最終的にはどうなったかが必要です。骨子はこれだけです。
症例報告を書くためには、臨床経過がわかっていなくては書けません。そうすると、前項で述べた臨床経過の表が大事になってきます。
何を参考にすれば良いのかと悩む先生方もいるかもしれません。これはズバリ、New England Journal of MedicineのCASE RECORDS OF THE MASSACHUSETTS GENERAL HOSPITALがおすすめです。
これはいつ読んでもワクワクします。
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はじめての学会発表 症例報告―レジデントがはじめて学会で症例報告をするための8scene
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症例報告で抜けやすい4つのポイント
次は、症例報告で、書いておいてほしいものの抜けやすい部分を紹介します。
<症例報告で抜けやすい部分>
1) 人種(海外雑誌に投稿するときは必須)
2) 身長、体重
3) 検査値の単位(論文によっては、単位が指定されていることがある)
4) 身体所見の陰性所見
人種によって、罹患率が異なる病気もあります。
身長・体重は、基本的で大事なパラメーターです。しばしば抜けていることがありますが、薬の投与量などの点からも大事なので、書いてあると好ましいでしょう。
そして、検査値の単位が抜けていると検査値となりえません。論文によって、単位が指定されていることもあるのでしっかりと確認しましょう。一般的ではない検査値のは基準値も書いておくと親切でしょう。
特に、大事な部分として、身体所見の陰性所見があげられます。大した所見が無いと、The patient showed no particular findings.の一言で済まされているものがあります。
しかし、例えば「胸部に異常所見なし。」と記載しているものと、「胸部に変形や傷跡はなく、皮疹なども認めなかった。胸部にはI音、II音は聴取するが、III音、IV音は聴取せず。また、心雑音も認めなかった。肺野にはwheezing、coarse crackle、fine crackleいずれも認めなかった。」と表記されているものでは印象は大きく違うでしょう。やはり、後者が丁寧に診ている印象をうけるのは明らかではないでしょうか。
だからこそ、きちんと書いておくべきなのです。もし査読者から「こんなに書かなくて良い」と言われたら、その時点でNo particular findingsにすればいいわけです。
さらに、臨床経過上、「最初から異常所見があったんじゃないの?」というツッコミに対しての予防策になります。NEJMのCase Recordでは、このあたりがとっても上手に省かれています。やはりそこは最高峰の論文だと感じるところです。
今回のまとめ
1) 論文の種類によって型がある
2) 抜けやすい部分は、身長、体重、検査値の単位、陰性所見の記載
(m3参照)
論文を書くには その3
論文を書くにはインターネットを利用して、wordなどを用いてまず原型を作成します。その上で重要なことは、「効率性」です。調べ物をして、wordに書いて、また調べて、、という繰り返し作業において、パソコンの画面が広い方がすごく有利です。
論文や図表を見ながら本文を書いたり、レビュアーのコメントを見ながら返事を書いたりするときに、やはり二画面は欲しいです。
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これで劇的に生産性が上がります。
そして論文写真を撮る3つのコツ
イケてる論文写真を撮るコツは、この3つです。
1) 絞りとコンデンサの調整
2) ホワイトバランス
3) スケールをいれて撮影する
カメラに詳しい人ならわかると思いますが、光学顕微鏡は中心に比べて周辺は若干暗く解像度が低いことがあります。周辺の暗さは、「絞り」と「コンデンサ」の調整でいくらか改善することができます。(周辺の歪みはレンズの性能によると思います)
できればスケールを入れて撮ってほしいです。スケールが入っていれば、後になっても映っているものの大きさ、長さを測ることができますし、画像の大きさ調整するときでも問題なく行えます。
図表と矢印で見せる論文のコツ
写真の撮り方についてお分かりいただいたと思います。では、論文中の写真の掲載方法で気にすることは、というと、以下の3点があります。
1) Figureに複数の図がある場合には大きさを揃えること
2) 白い部分の色が一緒であること
3) 必要な部分を図示してあること
です。
Figureには、Figure legendと呼ばれる図の説明が必要になります。1つのFigureに複数の画がある場合には、記号などをつけてわかりやすく説明するとよいでしょう。ちなみに矢印はArrow、三角はArrow head、塗りつぶされた矢印はClosed arrowと呼びます。
今回のまとめ
1) 可能な限り高像度で取り込む
2) 顕微鏡の絞り、光軸を調整していい写真を取む
3) ホワイトバランスも忘れずに
4) 大きさ、「白」を統一するとスッキリ見える
5) 示したい部分を矢印などでしっかり図示する
(m3参照)
論文を書くには その2
論文の構成で大切なことは読み手の目線です。
まず論文は概ね以下の8要素で、構成されています。
◆論文の要素
1.Abstract
2.Introduction
3.Materials and Methods
4.Results
5.Discussion
6.References
7.Tables
8.Figures
もちろん投稿予定の論文の形式が各々のHPで公表されているので、それをじっくり読んで、形を合わせて、字数を守って作成する必要があります。
症例報告の場合には、Materials and MethodsとResultsが、Case Presentationという形がほとんどです。(もっと短いClinical ImagesやClinical Picturesという一発ものもあります。)
読むのはこの順でOKですが、この順に書くのが実に難しい!じゃあ、どこから手をつけるか?読み手の気持ちになって、こう考えてみましょう。
皆さんは論文を読むときに、どういう順番で読みますか?
普通はTitle→Abstractと読んで、興味を持ったら本文を読みますよね。なので、Title, Abstractは最後にしっかりと時間をかけて推敲する必要があります。
では本文では、どこを読みますか?
TableとFigureではないでしょうか。そのため、TableとFigureからつくるのをお勧めしています。
TableとFigureだけで分かるように作り込もう!
Tableは表、Figureは図(チャートや写真含む)のことです。Table titleとTableを見ただけで理解できるような作り込み、Figure titleとFigureを見ただけで、理解できるような作り込みが必要です。
作り込むといっても情報量をできるだけ盛り込むのではなく、出来るだけシンプルに伝わるように書く!―そう、引き算の発想が大事です。
学会発表などで、もの凄い分量の図表で「Busyな図で申し訳ありません…」という前置きで発表する人がいますが、謝るくらいないならわかりやすい図をつくって来い!と言いたくなります。
論文を書くときに、まずTableとFigureを並べて、80%程度の内容が伝わるようにできれば、その後はかなり簡単に書き進められるようになります。
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NEJMやThe Lancetの図をよくみて、そちらに準じて作ってみましょう。そのためか、文句を言われることは少ないです(こういう目で論文を見ていると面白くなってくると思います)。
あえて文字に起こすと、、
◆Tableのポイント
・フォントは統一
・文字サイズも統一
・行が長くなるときは色分け
・表の中の線は省く
・中心揃え
今回のポイントのおさらいです。
・TitleとAbstractは最後にじっくり推敲重ねて!
・Table、Figureを作り込む。
⇒Table、Figureだけでストーリーが伝わるように!
(m3参照)